2016年秋に開催されたEICMA(ミラノショー)で発表された、ヤマハのコンセプトモデルが、もうすぐ市販化されます!

それが今回ご紹介する「Ténéré 700 World Raid(テネレ700ワールドレイド)」です。どんなモーターサイクルなのでしょうか?

 

始まりは「T7 テネレコンセプト」だった!

コチラがEICMA2016で世界初公開された「T7 テネレコンセプト」。30年以上前の名車「XT600Z Tenere」を彷彿とさせるコンセプトモデルでした。

 

そのコンセプトを再現されたのが、コチラの「XT600Z Tenere」。大排気量ながらも空冷単気筒エンジンを採用。そこにビッグタンクを装備しており、文字通りアドベンチャースポーツ・モデルでした。

ロングツーリングにも最適なモデルであり、コチラ。

 

エンジンは「MT-07」用をベースとしつつ、車体は完全新設計。ホイールサイズは、フロントが21インチでリアは18インチ。

ホンダ「CRL1000 Africa Twin」が大いに話題を集めた、いわゆるアドベンチャースポーツというジャンルに属するモデルです。

 

当時はプロトタイプでしたから、ご覧のようにフロントフェイスも実にアグレッシブ!

 

それなりに風防効果が高そうなフロントスクリーンを装備。LEDヘッドライト4灯の上に見える配線は剥き出しで、武骨な印象を与えますが、コレはコンセプトモデルだからでしょう。

 

武骨な印象を与えるのは、スイッチ類も同様。そして外装はカーボン製(カバーのみっぽいですが……)であり……

 

アクラポビッチ製サイレンサーが奢られていました。スペシャル感を演出するのには最適なアイテムです。

この「T7 Concept」ですが、EICMA2016にて堂々と、2018年に発売予定である、と発表されたのです。

 

「テネレ700ワールドレイド」に進化した!

着々と開発が進められているなか、以降は「テネレ700ワールドレイド プロトタイプ」となり、世界中を旅に出ることになります。これ自体はプロモーション目的でしょうが、実際に世界各地を走ることで得られる知見もあるのかも知れません。

2017年に発表された生産を前提としたプロトタイプでも、689ccのパラツインエンジンを搭載。「T7 Concept」から、オンロード&オフロード時のハンドリングを改善するため、フレームが若干変更された、との記述が見られました。フロントフェンダー・サイドパネル・リアカウルには引き続きカーボン製品が奢られていました。

 

そしてこの夏には、伝説のラリードライバー”Stéphane Peterhansel”(ダカールラリーを13回制覇)により、モロッコを走破しました。

 

ということで、開発が順調に進んでいることをアピールしている「テネレ700ワールドレイド プロトタイプ」。当初の予定通りと見て良さそうですので、今秋開催の”Intermot”または”EICMA”にて、世界初公開されるものと思われます。

どんな姿に仕上げられているのか……楽しみにしておきましょう!

 

最後に、最新動画を載せておきますので、その雄姿を目に焼き付けておいてくださいね!

 

参考-ヤマハ(ヨーロッパ)、YouTube; Yamaha Ténéré 700 World Raid | Moroccan Stage