三寒四温という言葉の通り、3月には稀な大雪を経て、ようやく春っぽくなって来ましたね。

そんな新生活の時期に、人気スクーター「PCX」&「PCX150」がフルモデルチェンジを受けて登場しました。今回は、その両車をご紹介しましょう!

 

「PCX」&「PCX150」はグローバルモデル!

コチラがフルモデルチェンジを受けた「PCX」。先進的なデザインの車体に、アイドリングストップ・システムを採用するなど環境性能に優れた水冷単気筒125ccエンジンを搭載した原付二種のスクーター。

「PCX150」は、その150ccバージョンです。

 

そもそも「PCX」はホンダのグローバル展開モデル。スクーターに求められる使いやすさや、先進的なデザインを兼ね備えたモデルとして、フレーム、エンジンなどの主要部品の基本設計を世界共通とし、生産効率の大幅な向上を図られていました。

その生産はタイで行われており、ご覧の初代(タイ仕様)が発売されたのは2009年。日本での発売開始は2010年のこと。

経済性と利便性の良さから人気の原付二種市場において多様化するニーズに応えるため、「クラスを超えた質感の高さと先進スタイリング」「高い動力性能と環境性能の両立」「スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ」をキーワードに、ワンランク上の次世代スクーターとして開発されました。

 

エンジン&フレームが刷新された!

さて、新しくなった「PCX」&「PCX150」に話を戻します。今回はグローバルモデルのフルチェンということで、エンジン&フレームが刷新されています。

 

搭載するエンジンは、耐久性と静粛性、燃費性能に優れたスクーター用グローバルエンジン「eSP(イーエスピー)」。その一部仕様を変更し熟成を図ることで、優れた燃費性能と中・高回転域の出力向上を両立。

停車時の燃料消費、騒音、排出ガスを抑止するアイドリングストップ・システムも継続して採用しています。

 

さらなる快適な走行を目指して、エアクリーナーおよびエキゾーストマフラーの形状・内部構造を見直すなど高回転域における出力向上を実現するとともに……

 

ドライブフェイスとドリブンフェイスの形状を大型化し変速比の幅を拡大することで、低速域の加速力と中高速域での伸びのある走りを両立させています。

 

そんな熟成されたエンジンを搭載フレームも、完全新設計。フレーム構造をダブルクレードル構造に変更して、フレーム剛性を高めています。

 

コチラはアンダーボーン構造だった旧フレーム。見るからにヤワな感じですね……

 

新「PCX」&「PCX150」では、フロントカバーのステー部を鉄製から樹脂製とすることで、軽量化を図る工夫も施されています。

 

サイズ変更によるワイド化で剛性を高めたタイヤと、新設計により軽量化した前後ホイールの採用で軽快感あるハンドリングを実現しています。

リアサスペンションのエンジン側取り付け部を後部下方へ変更し、サスペンションのストローク量を増やしたほか、シート形状を変更する、といった各部見直しにより、さらに快適で軽快な走行を実現しています。

 

先進&上質なエクステリア!

スタイリングは、フロントからリアまで連続的に変化する曲面で構成した“流麗で伸びやか”なデザインとすることで、PCXの先進性と上質感をより強調した外観に一新しました。

 

ヘッドライトとポジションランプの間に配した車体色のカバーにより、大型のコンビネーションライトの重厚感の中にシャープな印象を追求。また斜めに切りあがったロービームとハイビームの組み合わせにより、それぞれの点灯時に、全く異なった表情を演出します。

ロービーム点灯部を囲むように配置されたポジションランプと、LEDならではの細長いウインカーにより、精悍な印象を表現しています。

 

左右に伸びる上下二段に配したテール&ストップランプは、上段と下段の幅を変えることにより、リアボディーをスリムに保ちつつ大型化。

さらに独特な発光形状により、重厚感の中にシャープな印象を加え、後方からも「PCX」ならではの独自の存在感を放ちます。

 

ハンドル回りは、クロムメッキ塗装のハンドルカバーの上にブラック塗装のハンドルアッパーカバーを配置。それぞれの色合いのコントラストにより、プレミアムな中にもシックな印象を持たせました。

 

クロムメッキのテーパー形状ハンドルウエイトにより、上質な印象を演出しています。

 

もちろん実用面も抜かりなし!

ポケットなどからキーを取り出さなくても、イグニションのON/OFF、ハンドルロック操作が可能となるHonda SMART Keyシステムを標準装備!

スクーター本体のウインカーが点滅(アンサーバック)し、自車の位置を知る機能も備えています。

 

スピードメーターには、時計、平均燃費計、燃料計等を表示する反転液晶表示のデジタルメーターを採用。表示デザインによる精悍なイメージと少ない視線移動で情報が把握できる見やすさを両立しました。

 

容量28Lの収納スペースを確保したラゲッジボックス。手軽に荷物の出し入れが行えるようシートの開閉途中の位置で固定できるストッパー機能を採用しています。

 

ワンタッチで開閉できるフロント左側のインナーボックスを装備。500mLのペットボトルが収まるサイズでリッドの変更によりボックス内が確認しやすいよう配慮しています。

そのインナーボックスは、スマートフォンなどが充電できるアクセサリーソケット付きです。

 

「PCX」&「PCX150」のカラーラインアップ

熟成されたエンジン&新フレーム、それに新デザインを採用されて生まれ変わった「PCX」&「PCX150」。そのカラーラインアップは、ここまでに掲載した”キャンディラスターレッド”のほか、このクリーンで上品な印象の”パールジャスミンホワイト”。それに……

 

上品さと落ち着きを表現した”ブライトブロンズメタリック”と……

 

精悍で落ち着きある印象の”ポセイドンブラックメタリック”の4色が設定されています。

 

「PCX」&「PCX150」のお値段は……

いかがでしたでしょうか?フルモデルチェンジを受けて魅力を増した「PCX」&「PCX150」。申し遅れましたが、「PCX150」はABSモデルも選択可能となっています。

その発売予定日は「PCX」は4月6日(金)、「PCX150」は4月20日(金)です。

そして大切な車両本体価格(消費税込み)は……

  • PCX:34万2,360円
  • PCX150:37万3,680円
  • PCX150<ABS>:39万5,280円

です。

 

「PCX」&「PCX150」 のスペック!

< >内は「PCX150」。

  • 全長×全幅×全高:1,925×745×1,105mm
  • ホイールベース:1,315mm
  • シート高:764mm
  • 車両重量:130kg<131kg>
  • エンジン種類 / 弁方式:水冷4ストローク 単気筒 / SOHC
  • 総排気量:124cc<149cc>
  • 内径×行程:52.4×57.9mm<57.3×57.9>
  • 圧縮比:11.0<10.6>
  • 最高出力:9.0kW(12PS)/ 8,500rpm<11.0kW(15PS)/ 8,500rpm>
  • 最大トルク:12N・m(1.2kgf・m)/ 5,000rpm<14N・m(1.4kgf・m)/ 6,500rpm>

 

参考-ホンダ